2017/11/25 阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2017年冬 開催【チケット発売中】

祝!阿佐ヶ谷ロフトA 開店10周年
阿佐ヶ谷ロフトAさん、開店10周年おめでとうございます。(たぶん)2012年3月の「次世代医薬」が初回だったかと思います。あんまし記録を付けていないのでよくわかんないのですけど、毎年何度ものイベントを盛り上げて下さってありがとうございます。今回もこの先もいっしょに楽しい科学のイベントを作り上げていきましょう。
祝!阿佐ヶ谷ロフトA 開店10周年

ということで、せっかくの10周年のど真ん中(プレオープンが11月21日、本番オープンが12月1日だったそうです)なのに、何のひねりもないタイトルでアレですが、変わりながら変わらない阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2017年冬、開催します。

2017/11/25 阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2017年冬 開催【チケット発売中】

お待たせしました。サブカルの聖地阿佐ヶ谷から科学を発信する阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2017年冬を下記の通り開催いたします。

タイトル:アインシュタインの子らは神のサイコロの上に歌う
 科学史ってとてもダイジだと思うのです。今回はある特定の科学者をクローズアップするシリーズ「南方熊楠」に次ぐ第二弾、アインシュタインの生涯を紹介し、それにまつわる科学について楽しくごはんを食べながら考えてみたいと思います。

開催日時:2017年11月25日(土)12時開場、13時開演、15時30分頃閉演予定
開  場:阿佐ヶ谷LoftA (東京:JR総武線阿佐ヶ谷駅近く、阿佐ヶ谷パールセンター内)

チケット情報は下記の Asagaya LoftA サイトをご覧下さい。前売り2100円、当日2600円。いずれも当日会場内の飲食は別途です。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/76215

どんなイベントなん?という方は過去の開催情報をこちらから~ 《こちら

今回も物販あります、メイドさんいます、コロナビールもロングアイランドアイスティー(お酒)もあります。遊びに来て下さいね。

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2017-11-25 : お知らせ : コメント : 0 :

CRISPR-Cas9がDNAを切断する瞬間が見えた!

金沢大学の研究者らが東京大学と共同で、CRISPR-Cas9 という遺伝子編集方法の過程において、編集の第一段階としてDNAの切断が行われるシーンを動画撮影することに成功しました。日本で開発された世界最速の原子間力顕微鏡を用いて初めて実現できた成果です。CRISPR-Cas9 では酵素を使ってDNAの狙った部位を切断し、別の遺伝子を組み込むなどして遺伝子の編集をおこなう技術です。この方法は基礎研究から臨床応用に至る多岐にわたる生命科学分野において広く利用されています。

下の動画において、28秒あたりのシーンで白い矢印が画面に出ますが、矢印の指した先でDNAが切断されていることがわかります。

CRISPR-Cas9がDNAを切断する瞬間が見えた!


2017-11-19 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

H7N9鳥インフルエンザの現状

人類が滅ぶとすれば原因は何でしょうか?

小天体の衝突? 地球温暖化による食糧危機? 某近くの国の核兵器????

多くの人に忘れられている可能性の一つに高病原性鳥インフルエンザがあります。その代表H7N9型は現状は中国でたまに流行する程度ですが、米国ウィスコンシン大学の研究者らは今後この高病原性ウイルスが世界へ拡散する可能性を報告しています。

H7N9鳥インフルエンザの人から人への感染について、これまではよくわかっていませんでしたが、最近新たに発見された亜種では哺乳類から哺乳類へくしゃみなどをきっかけとした飛沫感染することが明らかになりました。ニワトリから人への感染は2013年の発見以来すでに1,600人に及んでいます。このなかで約600人が死亡し、非常に致死率の高いウルスとして恐れられています。

ところが、2016年に中国で発見されたさらに致死率の高い高病原性H7N9鳥インフルエンザウイルスは、翌2017年に人へも感染することが確認されました。今のところ、この高病原性ウイルスの人から人への感染例は見つかっていませんが、ウイルスの遺伝子は容易に変異するため、いつ人から人への感染能力を獲得した変異種が出てきても不思議ではない状態に至っています。実際に、マウスを使った動物実験ではマウスの体内で急速に増殖する能力をすでに獲得しており、フェレットを使った動物実験ではフェレットからフェレットに飛沫感染した後に脳でウイルスが増殖しフェレットが死に至ることも確認されました。

また、このウイルスには現在使用されているオセルタミビル、ザナミビル、ラニナミビルなどのインフルエンザ治療薬の効果があまり出ず、人から人への感染が始まるとタイヘンなことになる可能性があります。


2017-11-15 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

病気で不安になる仕組み

仮に私達に免疫機能が無かったら、ちょっとした風邪などの感染症でもあっという間に全身は病原菌の巣になっていしまうはずです。弱い病原菌には日常的に感染していますが、それでも平気でいられるのは私たちの体を守る免疫細胞がいるからです。

理化学研究所の研究者らは遺伝子の変異で免疫系が活性化したまま止らないマウスの血液成分を分析したところ、いくつかのアミノ酸量が著しく減少していることがわかりました。これは免疫細胞が活性化して血液中のアミノ酸を大量に取り込んでしまうことが原因だと思われます。  

これら減少したアミノ酸はエネルギー生成に必要であると同時に、神経伝達物質の材料でもあります。そのため、免疫系が活性化したままの状態にあるマウスでは脳内の神経伝達物質も減少し、不安や攻撃性を制御する能力が低下している可能性があることがわかりました。実際にそのようなマウスでは、不安な時にとる行動が通常のマウスより多く見られ、恐怖に対する反応も過剰になっていました。

私達が病気になると普段以上に不安感を感じたり、ものごとを悪い方に考えたりしてしまいがちなのは、感染症の防御機構として活性化した免疫機能が脳に必要なアミノ酸を消費してしまうためであるものと思われます。


2017-11-12 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

太ると食欲が止まらないのは仕方が無い

基礎生物学研究所の研究者らが太ると食欲が止まらなくなる原因となる酵素を突き止めました。

肥満ではない人は脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンが脳の摂食中枢に作用して食欲を抑えていますが、肥満になると脳の摂食中枢で「受容体様タンパク質チロシン脱リン酸化酵素(RPTP)」の一種RPTPJという酵素が増え、レプチンの作用を弱めていることがマウスを用いた実験で分かりました。 RPTPJの遺伝子が無いマウスは高脂肪食を12週間与え続けても食欲の増加はなかったため、RPTPJの働きを阻害する薬は肥満の新しい治療薬になる可能性があります。


2017-11-11 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

岩石惑星を飲み込んだ恒星クロノ

米国プリンストン大学の研究チームは、カシオペヤ座の方向約350光年彼方に位置する恒星HD240430が地球換算で15個分の惑星を飲み込んだらしい痕跡を発見しました。

岩石惑星を飲み込んだ恒星クロノ

この星はギリシア神話にちなんでクロノスと名付けられました 。クロノスは連星で、もう一方の星HD240429との間隔は2光年も離れていて連星の公転周期は約1万年と推定されています。どちらも太陽に似た星で年齢は太陽より少し若い40億歳程度です。 連星のうちクロノスにだけ、マグネシウムやアルミニウム、ケイ素などの岩石に含まれる元素が異常なほど大量に存在してることがわかりました。このことはクロノスが大量の岩石惑星を飲み込んだと考えれば説明できます。 これまで、恒星は水素からヘリウム、リチウムと年齢が高まるにつれて思い元素が現れるとだけ考えられていましたが、今回の研究は惑星を大量に飲み込むことによって恒星の化学組成が明らかに変化することを示した新たな発見です。

《クロノス》
ギリシア神話の神。ローマのサツルヌスと同一視された。ウラノスとガイアから生れたティタンたちの末弟だが、ガイアのすすめに従い、ウラノスを去勢して、父が保持していた天界の王位を簒奪した。姉妹のレアと結婚したが、彼も父と同様、自分の子に王位を奪われる運命にあると知らされ、レアの生む子供たちを次々に生きたまま腹の中に飲み込んだ。しかし末子のゼウスだけは、産着に包んだ石を赤子だと偽ってクロノスに飲ませたレアのおかげで救われ、成長後、まずクロノスに兄と姉たちを吐き出させ、これと協力してクロノスとティタンたちに挑戦して、予言どおりその王位を簒奪し、クロノスらを地下のタルタロスに閉じ込めた。クロノスが支配した時代の人類は黄金の種族で、楽園の生活をおくったとされる。
(ブリタニカ国際大百科事典 2016年版)


2017-11-11 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

ヴォイニッチの科学書 第678回 中性子星合体の重力波を初観測

2つの中性子星の衝突によって発生した重力波が初めて検出されました。今年のノーベル賞でもあった重力波ですが、これまで観測された4つの重力波はすべて2つのブラックホールが合体した際に起こったものでした。中性子星はブラックホールとはまったく「成分」が異なるため、中性子星の衝突からは放射線を帯びた金属性の破片が放出され、それらは望遠鏡でも観測可能です。

ヴォイニッチの科学書 第678回 中性子星合体の重力波を初観測

レーザー干渉計重力波天文台「LIGO」が検出したこの新たな重力波をNASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡も同時に捉えました。このガンマ線は、中性子星同士が衝突した際の特徴である短時間ガンマ線バーストだと考えられています。 発振源はカリフォルニア大学サンタクルーズ校の研究者によって楕円銀河「NGC4993」の端の方であることが突き止められました。(下写真) ヴォイニッチの科学書 第678回 中性子星合体の重力波を初観測

この爆発を世界各国の天体望遠鏡を動員して電波からガンマ線まで、あらゆる波長域で観測したところ、金、プラチナ、ネオジムなどの重金属を検出することができました。中性子は重い元素を多く含んでいるので、中性子星が破壊されれば今回のような金属原子が大量に宇宙空間に放出されるはずです。 今後は2つの中性子星が衝突した後には何が残されるのか、それがブラックホールなのか、あるいは異常に大きな中性子星なのか、そういったことを解明する計画です。


この記事はインターネット科学ラジオ番組「ヴォイニッチの科学書」のあらすじです。 ヴォイニッチの科学書は毎週ホットな話題をわかりやすいフレーズで配信しています。 無料版(短縮版)は iTunesStore インターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。 有料版は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。定期購読はこちらからお申し込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配付資料を提供しています。


2017-11-11 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

天才数学者 オイラー

天才数学者 オイラー

スイス出身のレオンハルト・オイラーは世界一美しい式、オイラーの等式を発見した18世紀の数学者であり天体物理学者です。数学マニアでオイラーというあだ名で呼ばれたかったのに、ハウマッチという残念なあだ名を付けられてしまった直江津市役所で会計士の老倉育さんとは実は関係ありません。

ベルヌーイの定理で有名なスイスの数学者ベルヌーイ の指導を受け、23歳でペテルブルクのアカデミーで物理学を講演を行い、26歳でベルヌーイの後任として数学の教授。その後、エカテリーナ1世 の突然の死で故郷のロシアは政情不安となり、ベルヌーイと共に東ドイツに移住し、25年間のベルリン在住でのアカデミー数学部長を務め59歳でペテルブルクに戻りました。

ベルリン滞在中に右目を失明、ペテルブルクに戻って64歳の頃両目を失明となりましたが、その後も数学の論文を口述筆記で書き続けました。

ペテルブルクに戻ってからは故郷のスイスに戻ることなく、そこで没しました。数学においては微積分学の発展に貢献したほか多方面にわたって大きな業績を残しました。29歳の時にオイラーの方程式を提出。その他、地球の自転のぶれや月や惑星の運動などについて数学的観点から天体力学の基礎をひらきました。

ベルリン滞在中のあだ名は「数学のサイクロプス(単眼の巨人)」 科学の入門書の執筆にも力を注ぎ、アルンハルト=デッサウ公女の教育のために書いた手紙を編纂した科学の入門書「Lettres à une Princesse d'Allemagne sur divers sujets de physique et de philosophie(自然科学の諸問題についてのドイツ王女へのオイラーの手紙) 」は欧米で今でも広く読まれているオイラーの最も有名な著書です。2017年10月14日に待望のハードカバーがフランス語版でForgotten Booksから出版されました。  また、オイラーの等式と呼ばれる オイラーの等式  という式を発見した人でもあります。これは、ネイピア数e、虚数i、円周率πがなぜか美しく組み合わさった神秘的な公式です。





2017-11-10 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

大人の脳もゲノム編集できる

ゲノム編集によって動物の性質を変化させる研究が非常に進展しています。ただし、これまではゲノム編集に効果があることの前提として、増殖力のある細胞が考えられていました。従って、神経細胞や心筋細胞など、細胞分裂を行わない細胞ではゲノム編集の効率が極めて低いと思われていたのです。  

ところが、マックス・プランク フロリダ神経科学研究所の研究グループは、特殊なウイルスを用いて、クリスパー-キャス9によるゲノム編集に必要な分子をマウスに導入することで、分裂を行わない成熟した神経細胞でも遺伝子配列の組み換えを起こすことに成功しました。 これによって何が起きるのかはまだ定かではありませんが、大人の神経細胞のゲノム情報を書き換えるということは、脳の機能を書き換えることができることを意味しているのかもしれません。


2017-11-09 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

雌マウスの社会的ストレスモデル

DVなどの暴力が原因で発症する女性のうつ病や不安障害を和らげる研究には社会的ストレスを再現した雌の実験動物が必要です。筑波大学の研究者らが始めて雌マウスで社会的ストレスの実験モデル動物を作製することに成功しました。

神経活動が遺伝子変異で異常になっている雄マウスで雌マウスにストレスを与えたところ、ほぼ半数が社会的ストレス状態になり、体重の大幅な減少、雄マウスの回避、不安状態などを示す行動を多くとるようになりました。

社会的ストレスは免疫系にも変化が生ずることが分かっています。特にインターロイキン6(IL-6)という炎症性サイトカインが、社会的ストレスの影響をよく受けるのですが、今回の研究においても、社会的ストレス雌マウスの血液中IL-6量の過剰な増加が認められました。このことから生理学的にもこのマウスは人間女性の社会的ストレスを再現していると判断できます。

興味深いことに、社会的ストレスモデル動物を作成する段階で雌の間でも個体差が著しいことがわかりました。ストレスを受けやすい雌と受けにくい雌の違いがどこにあるのかを明らかにすることによって女より適切な治療薬の開発の進展が期待されます。


2017-11-08 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
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twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

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