今日読んだ本 「EXPO'70 21世紀への創造」

今日読んだ本
EXPO'70 21世紀への創造
大阪建築業協会

 さて、大学進学と同時に永遠の別れとなった「21世紀への創造」ですが、それから数年たってやはりどうしても欲しくなって、必死で探し回るようになりました。そして、自分が一番驚いているのですが、なんと手に入れることができたんです。ほぼ99パーセント「無理よねー」って諦めつつも、やっぱり諦めきれずに探し続けていたのでした。

 外観の状態は北九州市の古書店で見ていたものよりもだいぶ痛んでいるようですが、中はきれいです。大阪万博のすべての建築物が・・・パビリオンはもちろん、事務所棟や動く歩道、エキスポランドの遊具まで、詳細な図面と建築中の写真がふんだんに使用されて紹介されています。もう、ほんとに涙が出るほどすばらしい本です。

EXPO'70 21世紀への創造

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2012-08-29 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :

今日読んだ本 「ビブリア古書堂の事件手帖」

今日読んだ本
ビブリア古書堂の事件手帖
三上 延 さん著(メディアワークス文庫)

 北鎌倉駅近く、線路沿いの自動車がやっと離合できる程度の細い道路沿いにある創業50年の古書店「ビブリア古書堂」を舞台にした人間ドラマを古書に絡ませて謎解き風に読ませるライトノベルです。設定はフィクションですが、登場するたくさんの古書は実在する名著ばかりです。

 高校生の頃、良く通った古書店が北九州市小倉北区にありました。

 んーっと、なんていう通りだったか・・・旦過市場よりも1本紫川よりの通りで先の方に家電量販店のデオニーがあった通り。そこの書店のガラスウインドウに大阪建設業協会が発行した「EXPO'70 21世紀への創造」というとても大きくて重い本があって、これが何の本かというと大阪万博の建築に関するかなり詳細な書籍なのでした。

 当時、この本が欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、今でも価格を覚えています、1万3000円。古書としてはそれほど高い本ではないのですが、1980年代の高校生にとって1万3000円は高嶺の花です。でも、その本が欲しくて、買えもしないのに足繁くその古書店に足を運んでいたのでした。

 やがて、大学に入学し北九州市を離れたのですが、1年だったか、2年だったか、とにかくずいぶん後にその書店を訪れたときにはその本はすでに売れて無くなっていました。あれほど欲しかった本なのに「あ、売れたの・・・」くらいの感想だったのを覚えています。

「ビブリア古書堂の事件手帖」は両親のあとを継いで店主となった大学を卒業したばかりの女性とその店のアルバイトの元ニート少年を中心にお話が進みます。高校生から定年退職した老人まで様々な人がこの古書堂を訪れます。皆それぞれに悩みを抱えているのですが、店主が巧みに名著を引用しながらその悩みを解きほぐしていくストーリーです。事件手帖とは言っても謎の密室殺人などは起きません。ごく普通の誰もが持っている、他の人に明かすことのできないちょっとダークな部分、それを解決することによって、それぞれの新たな一歩を歩み始める手助けをするのです。

ビブリア古書堂の事件手帖
2012-08-28 : 今日読んだ・・・ : コメント : 0 :

Chapter-404 酒に弱い遺伝子のアジア人

 お酒を飲める人と飲めない人の遺伝子配列の違いはわずかです。お酒を飲めない原因となる酵素と2種類の遺伝子は分かっていますが、そのようなお酒の飲めない遺伝子配列はなぜか、日本や中国などアジア人だけにしかみられず、その原因もわかっていません。

 お酒を飲んで顔が真っ赤になる現象は「オリエンタル・フラッシング」と呼ばれます。欧米人の中にもアルコールで血管が拡張して顔だけが赤みを帯びる人はいますが、全身が赤くなり、吐き気や頭痛など不快な症状を伴うのはアジア人に限られるようです。

 この原因物質は肝臓でアルコールを分解してできる「アセトアルデヒド」という有害物質です。アセトアルデヒドを解毒する酵素に、きちんと働く「N型」とうまく働かない「D型」があって、解毒能力に16倍もの差があるため、両親のどちらかからD型を受け継げばオリエンタル・フラッシングを起こします。

 世界的には解毒できないD型は欧州や中東、アフリカで全く見つからず、日本でD型は44%、中国で41%、タイで10%とアジアに集中していました。アフリカで誕生した人類の祖先は、すべてN型だったのですが、3万~2万5000年前、中国の南部地域で突然変異のD型が誕生したと推測されています。

 国内では東北や九州南部では解毒能力の高いN型で縄文時代に日本に渡来した人はほぼN型で、弥生時代に渡来した人の中にD型の人が含まれていたとみられます。

2012-08-28 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

Chapter-403 なにをきっかけにして日焼けが始まるのか

 日焼は有害な太陽光エネルギーから皮膚を守る役目を持ち、日焼けによって太陽光線で損傷した細胞を除去して皮膚の再生を促したり、紫外線の作用で遺伝子が損傷した細胞を取り除くことで、ガンの発生を未然に防いだりしています。

 太陽光線を浴びたとき、どのようなきっかけで日焼けの症状が現れるのかはこれまでわかっていませんでしたが、そのメカニズムをカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者らが解明しました。

 太陽光に含まれる紫外線は細胞を殺す強い作用があります。死んだ細胞の内部では、RNAの一種が分解されます。それを隣接する生きた細胞が検知することによって自分たちが紫外線による危機に直面していることを察知します。そして、死細胞周辺の健康な皮膚に炎症を起こすように信号を送り、日焼けの症状となります。RNAはDNAの遺伝情報を伝達する役割がありますが、日焼けを引き起こすRNAは「非コードRNA」という種類で、遺伝情報の伝達ではなく遺伝子の働きを制御する役割を担っています。

 今回の研究では日焼けの原因を突き止めるために、ヒトの皮膚細胞に紫外線を照射して損傷を与えて殺した後、それらの死んだ細胞を正常な細胞の中に加えました。このときの紫外線照射量は、肌を15~30分ほど直射日光にさらした場合に相当して、肌が赤くなる症状に十分な量でした。このとき、正常な細胞の持つ、通常はウイルスに由来する外来性のRNAを検出するセンサーが、死細胞内の分解されたRNAを認識して炎症反応を誘発することを見出しました。

 比較対象実験として、ウイルスのRNAを検出するセンサーを持たない遺伝子組み換えマウスに紫外線を照射する実験を行ったところ、日焼けの症状はほとんど見られないこともわかりました。
2012-08-25 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

キャベツ収穫マシンかっこいい

農研機構がヤンマーと共同で開発中のキャベツ開発マシンがかっこよすぎるっ

キャベツ収穫マシン

 大規模畑作地帯での低コスト生産のための自走式乗用型収穫期なのですけど、収穫だけでなく機上には人手による選別などを支援するベルトコンベアなども搭載されていて、大量出荷用のコンテナに収容するまで1台でできるそうです。

 写真では見えにくいですが、運転席の後ろが選別エリアになっていて、反対側側面には人間が4人は入れるくらいの大きな網状の台車付きコンテナが装着されています。

 デザインもかっこいい、設置面積の広くて長いキャタピラも萌えますし、本体からシュッと伸びた収穫アームがまるでモビルスーツに装備されたレールガンみたいでかっこいいっ。アーム周辺のシロウトには何のためにあるのかよくわからない配管や可動部分も意味がわかんないぶん余計にホレるっ。

 欲を言えば、アーム先端の車輪がいかにもな農機具風味なので、この車輪にはピカピカに光るかっこいいアルミホイールと超扁平タイヤを装着して欲しいです。

写真はこちらから引用しました。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/brain/042659.html
2012-08-25 : 雑談 : コメント : 0 :

週刊分冊 タンパク質

 北陸先端科学技術大学院大学のプレスリリースによると、3D印刷技術を応用したタンパク質の分子模型の新しい作り方が開発されたそうです。
http://www.jaist.ac.jp/news/press/2012/post-330.html

 タンパク質って、分子量が何万もあるのでボールと軸を使って立体モデルをつくるのってほとんど不可能なんですけど、この新しい方法はフルカラーの精巧なタンパク質模型をコンピューターデータから3Dプリンターに出力することによって作成することができるのだそうです。しかも、従来の模型のように壊れやすいものではないので、自由にグニョグニョさわって基質とタンパク質が結合するときのタンパク質の構造のユルさも勉強できるのだとか。しかも、フルカラー印刷されて、表面構造の表現を兼ねる透明なシリコーン樹脂で覆われているので超キレイ!!

 これはディアゴスティーニから「週刊分冊 タンパク質 第1回配本はアルデヒドデヒドロゲナーゼです。フルカラー3Dやわらか模型付きで特別価格750円」っていうのが出てもいいレベル。是非シリーズ化していただきたいです。別売りでライトアップディスプレイ台もお願いします。

 下の写真は上記ニュースのページから引用させていただきました。

タンパク質3D模型

タンパク質3D模型
2012-08-14 : 科学の小ネタ : コメント : 1 :

ぐぬぬ

@さくらじおのさくら嬢が描いてくださいました。

「である調で文章を書いてくれ」と出版社に言われて、やったことないことにぐぬぬ状態になっているおびおです。

ぐぬぬ
2012-08-13 : 雑談 : コメント : 0 :

Chapter-402 地震前兆現象

 赤外線観測衛星が高性能化したことによって、地表の広い範囲の温度変化を高い精度で、しかも一つの装置で測定することが可能になり。地面の温度の上昇も地震の前兆現象として重視されています。

 地震の前兆として地面の温度が上昇するのは地殻の変動によって地底深くの厚い地下水に圧力がかかり地表近くまで上昇してきたためだと考えられていて、これはこれまで知られていた地震の前には井戸の水がお湯になるという現象と同じものを観測しているものと思われます。

 また、このとき地下から上昇してくる水は電気伝導度が通常の地下水よりも高いことが分かっていて、2001年から2007年の新潟県中越沖地震発生まで新潟県阿賀野市の出湯(でゆ)温泉温泉で測定され続けていた温泉水の電気伝導度の測定値は温泉水の電気伝導と地震発生の間に何らかの関係があることを明確に示しているように見えます。

 発光現象は前兆現象の中でも最も華やかで最も知名度が高いものかもしれません。1995年の兵庫県南部地震では地震発生が午前5時46分とまだ暗い時間帯だったことと、都市部だったためにその時間でも外に人が多くいたことから発光現象が多数確認されていて、地震の前に何か空中が光ることは間違いのないことのようです。

 発光現象の原因は地震が空気を振動させることによる電子の励起や、地割れや地滑りによる摩擦や岩石破壊が原因と考えられますので、メカニズム的にも発光現象は地震の発生に伴って起きるはずです。発光現象はそれを見た人は多くの場合空全体が光っていると証言しますのでかなり大規模な現象のように思われがちですが、実は発光現象は震源の真上広さでいえば数百メートルのスケールで起きる非常に局所的な現象です。

そのような局所的発光現象が震源周辺の多くの場所で断続的に発生し、最終的に数キロメートルの範囲で観察された現象として報告されます。つまり、地震発生と同時に非常に狭い範囲の発光現象が連鎖反応的に起き、多くの人が目にしているのはそれぞれ異なる発光現象である可能性が高いということです。
2012-08-13 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

科学者には研究成果をわかりやすく語る責任なんてない

 科学新聞 2012年7月27日号にちょっと気になる記事があったので。

 おびおは昔からずっと思ってます。

「科学者には研究成果をわかりやすく語る責任なんてない。科学者は研究に専念するべき。もちろん、語るのが好きな研究者が語ることを妨げるものではない」

 科学者の責任はいろいろあると思いますけど大事なのは

・この世界の未知なるものを解明すること
・それによって次世代を担う子供たちによりよい世界を、あるいはよりよい世界への道しるべを残すこと

です。

 科学新聞の記事はとても偉い方へのインタビュー記事なのですが、この方はかつて現役の研究者だった頃から「公益」と「科学者の社会手的責任」を大きなテーマとして持ち続け、「自分は」ではなく「科学者は」自分自身の研究成果をわかりやすい言葉で一般の人に語る責任があると思う、と語っておられます。

 それは・・・しなくていいと思う。だって、それができる科学者とできない科学者がいるのは明白なので。この方のようにそれができる科学者はそれをすればいい。でも、それを科学者の責任と定義してしまうのはやり過ぎです。

 今の時代は科学者が自らそれをしなくても、若くて優秀なサイエンスコミュニケーターが次々に育っていますので、その人たちに任せるべきで、科学者がするべきことはあくまでも研究だと思います。

 科学者と呼ばれる人の多くは、自分の研究領域に対して造詣が深くない一般市民とのコミュニケーションを苦痛に思う人も多いことでしょう。そんな研究者に「市民にわかりやすく語れ」と責任を課するメリットがあるとは思えません。

 科学者の皆さんは不得手なことに責任感を感じることなく、研究に専念すべきで、その点で科学者を支援し、市民と共に科学の行く末に夢を膨らませるサイエンスコミュニケーターのさらなる育成と雇用機会の拡大を図るべきだと思います。たとえば、大学の教授一人にサイエンスコミュニケーター一人が貼り付けるようなイメージ。

どうでしょうか?
2012-08-03 : 雑談 : コメント : 0 :

Chapter-401 バイオ分子の挙動を標識分子なしでリアルタイムに画像化することに成功

 東北大学を中心とする研究チームはバイオ分子の状態の変化に伴う電流の変化をリアルタイムで映像化することに成功しました。このようなリアルタイムに映像化技術は、生きている細胞同士の信号のやりとりの仕組みの解明や病気の診断など、基礎研究と実用技術の両方の分野で求められている技術です。

 これまでは蛍光標識法という手法が用いられることが一般的でした。この方法は光る物質を目的のバイオ分子に結合さえるため、付加された分子が邪魔になって自然な状態を観察することができないという問題がありました。

 今回研究者らが用いたのはアンペロメトリー法と呼ばれる手法で、化学物質の酸化/還元反応に伴う電流変化から、化学物質の濃度を知る方法です。この方法では電極をセンサーとして分子の反応を検出します。この手法自体はこれまでも知られていたものでしたが、今回の研究で画期的な点は、アンペロメトリー用電極の作製にLSI 技術を用いることで、10.5mm 四方のチップ上に高感度電極を400 個集積することに成功した点です。これにより、10.5mm司法の反応を同時に検出することができるようになり、分子の高感度二次元マッピングに成功しました。さらに、ビデオカメラと同様の信号処理法をLSI で行うことにより、動画化にも成功しました。

夏休みスペシャル 夏休みの自由研究課題の参考にしていただくために、毎週1本本編を無料配布しています。
公式サイトのリンクからダウンロードしてください。
http://www.obio.jp/voy/401.htm
2012-08-02 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

今日読んだ雑誌 「鉄道模型趣味 2012年8月号」

今日読んだ雑誌
鉄道模型趣味 2012年8月号

TMSレイアウトコンペ。最年少が32歳。
子供たちの模型離れでしょうか。
鉄道模型も車両、ストラクチュア共に価格も上昇しましたしね。
以前は、半分くらいは10代だったような・・・。
もっとも、そのころはおびおも10代でしたので、全員がそのまま持ち上がりで年をとっているという感じ・・・。

マイクロエースから EF62。
今となっては下関に EF62が来てたのがぴんとこないですねー。
駅撮りした白黒写真(!)が残ってますので発見したら紹介します。


2012-08-02 : 今日読んだ・・・ : コメント : 0 :

今日読んだ雑誌 「ナショジオ 2012年8月号」

今日読んだ雑誌
NATIONAL GEOGRAPHIC 2012年8月号

 特集記事は「五輪に沸くロンドン 多文化が彩る下町を行く」ということで、様々な民族、貧困層と通りを1本隔てて富裕層の入り交じるロンドンの下町の様子が紹介されています。海外旅行に行ってもこういう雰囲気のところって行かないので興味津々です。

 けど、まぁ、それより驚いたのが・・・ページ打ってないけど14ページかな、中国のハチ人間コンテストの写真。女王蜂が入ったかごを首からぶら下げてミツバチを全身にまとわりつかせるという競技なのですが、もう、人間の身体が見えないほどのハチ人間。

 どれほどのハチが集まったかは体重計で計測するそうなのですが、その重さ23キロ。23キロ分のハチが全身でうごめいているという・・・・なにそれこわい。

 世の中にはいろいろな競技があるものです。これはオリンピックの競技にはなってほしくないかも。映像的にけっこうぐろい・・・・。


2012-08-01 : 今日読んだ・・・ : コメント : 0 :

阿佐ヶ谷トークライブのお礼

 先日は、阿佐ヶ谷LoftA ダイナー・ヴォイニッチに大勢の方に足を運んでくださってありがとうございました。

阿佐ヶ谷ダイナー・ヴォイニッチ

 モチベーションについてたずねられることが時々あるのですけど、自分が楽しいと思うことをやっているだけなのですよね、それでもあれほど多くの方々と科学の話題で時間を共有することができてとても有意義でハッピーなひとときでした。例によってご質問には的確に答えられなかったものも多かったですけど、笑って許してください。

 あと、来場者プレゼントのオリジナルトレーディングカードも喜んでいただけたようでうれしかったです。次のイベントでは第2弾を用意しようと思います。
2012-08-01 : 雑談 : コメント : 0 :
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おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
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twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

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