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怖い思いをするとホントに血が凍った

よく「血が凍るほど恐ろしい思いをした」なんていう表現を目に、耳にしますが、オランダ、ライデン大学の研究によると、どうやらそれに近い現象が実際に体内で起きているようです。

実験ボランティア24人に死よりも恐ろしいホラー映画をみてもらい、映画をみる前とみた後の15分以内に血液検体を採取し、血液の固まりやすさを調べました。比較対象として、起きているのがやっとなほどの退屈な教育映画を見てもらう実験もしました。その結果、ホラー映画をみた後の血液中には血液凝固第VIII因子と呼ばれる、血液を固まらせる作用のある物質が著しく増えていることがわかりました。

なお、この現象には科学的根拠があります。突然の恐怖状態においては、ゾンビから攻撃されて血が出たときに、すぐに止血ができるように、血を固まりやすくする体制を体が無意識のうちに整えているからなのだそうです。
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2016-02-26 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

タンパク質が高い圧力に耐えるには・・・

タンパク質は生物の体を構成するとても重要な分子です。

ですが、深海底のような非常に高い圧力を加えるとタンパク質は壊れてしまいます。そのため、普段からそのような圧力の高い場所に暮らしている生物はタンパク質が高い圧力に耐えられるように変化しています。

生命機能を維持することと高い圧力に耐えることを両立するには、タンパク質の大改造が必要であろうとこれまで想像されていましたので、科学者の多くは耐圧性タンパク質はどんなにすごい仕組みになっているのだろう、とワクワクしながら研究を続けていました。ところが、立教大学とJAMSTECの連携による研究の結果、ある耐圧タンパク質は部品とも言えるアミノ酸が364個集まってできていましたが、その中のたった1個が変化するだけで、著しい耐圧性が生まれることがわかりました。

もちろん、アミノ酸1個を置き換えることも大変なことですが、それにしてもあまりにわずかな変化でタンパク質の性質が激変することがわかり、科学者らは驚いています。さらに、人為的な遺伝子の操作で耐圧性を自由に操作できることもわかったことから、将来は遺伝子操作で高い圧力の中でもアルコールの発酵生産が可能な酵母を作り出し、超高圧醸造日本酒「深海露」なんて商品が登場するかもしれません。

拙著、マンガでわかる菌の不思議より
拙著「マンガでわかる菌のふしぎ」(ソフトバンククリエイティブ発行)より
2016-02-26 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :

8月11日には登りたい、標高4000メートルのライト山@冥王星

このうれしさはサラリーマンにしかわからないっっ!
という新制度が今年スタートします。そう、新たな休日「山の日」8月11日です。
8月11になった科学的、歴史的根拠は無いそうで、意外と休めないお盆休みに長期休暇を取りやすくするために設定されたのだそうです。だったら、日付決め打ちじゃなくて、柔軟に動かしてくれないと、土曜日や会社指定の盆休みに重なったら泣くしかない・・・・。

#祝日が土曜日になったら、月曜日が振替休日になる精度のある会社もありますけど。

さて、下の写真はそんな山の日に登ってみたい人類未到のライト山、標高4000メートルですが、この山、冥王星にあるのでちょっとやそっとでは登れそうにありません。

8月11日には登りたい、標高4000メートルのライト山@冥王星

画像の中央ちょっと下、タコの吸盤のようにも見える盛り上がったくぼ地がライト山で、この写真は一辺が250キロメートル程度ですので、麓の範囲は150キロメートルもある太陽系外縁天体最大級の火山(?)です。昨年、冥王星に最接近した探査機ニューホライズンズから最近送られてきた画像です。
2016-02-26 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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おびおのプロフィール

おびお

Author:おびお
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。
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