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AI手塚治虫さん


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AI美空ひばりさんが賛否両論を巻き起こしたことは記憶に新しいところですが、一方で、人工知能(AI)を使って漫画家・手塚治虫さんらしさのある新作を生み出す、手塚プロダクションらのプロジェクトによる作品が講談社の漫画誌「モーニング」に掲載された漫画「ぱいどん」として公開されました。

手塚治虫さんの短編作品150本のあらすじをAIに読み込ませ、手塚治虫さんが生み出した約300人のキャラクターの性別や年齢、性格などの情報と、約7000枚ものキャラクターの顔画像もデータとして入力しました。アウトプットとしてAIは新作のあらすじ約100案と、キャラクターの基本図案を吐き出しました。それらをもとにプロの漫画家らが肉付けし、作品として完成させました。

このプロジェクトの興味深い点は、手塚治虫さんの新作を生み出すことよりも、AIで作品を解析したことによって、手塚治虫さんの大胆な発想、奇想天外な物語がどのようにして編み出されたかが見えるのではないか、という点にあります。たとえば、AIは手塚治虫さんらしい新たなキャラクターを上手く生み出せませんでした。その理由はキャラクターによって目や鼻の位置・形が大きく違う点にあると推測されます。将来的にはAIだけで漫画を作り出す時代が来るかもしれません。
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2020-05-06 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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おびお

Author:おびお
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。
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