皮膚電気反射・・・思ったことをマウスが感じ取って家電をコントロールできるか?

スウェーデンのゲーミングデバイスメーカーマイオニクス社がゲームプレイヤーの身体状況を測定するセンサーを搭載したマウスを発表したそうです(日本国内発売未定)。
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搭載されているセンサーは心拍数センサーと皮膚電気反射(GSR)センサーです。心拍数は皆さんお馴染みかと思いますが、皮膚電気反射はあまり馴染みがないかもしれませんね。これはうそ発見器にも使われている仕組みなのですが簡単に解説します。

皮膚に電気を流すと基本が水でできている人間は電気が流れます。この電気の流れ方は皮膚表面の細胞の活動状況や発汗作用などによって変化します。実際には突然の出来事(雷とか・・・)にびっくりした時や集中して何かを考えた時、女性であれば異性に「可愛いね」と言われたとき、男性であれば異性に「ヲタクだね」と言われたとき、その他、いろいろな精神状態や感情の変化によって電気の流れ方も変化します。これが皮膚電気反射です。

ゲーミングマウスにこのセンサーを搭載したということは、ゲームプレイヤーの感情の変化をゲームの展開やキャラクターのパラメータに反映させることが主目的かと思いますが・・・エッチなことを考えても皮膚電気反射は変化するそうなので・・・(以下自粛)、例えば、マウスに赤外線リモコンの送信機機能を搭載したり、オーディオソフトと連動するような仕掛けを用意して・・・

・感情の変化によってオーディオソフトが自動で音楽を選曲する
・マウスを持っている人が暑いと感じているか寒いと感じているかを解析してエアコンを自動調整する
・企業が労働者の健康管理や過重労働の回避のためのデータを収集する

そういったことも容易にできそうな気がしますね。
脳波で家電や車いすなどをコントロールする技術はすでに存在していますが、帽子型のセンサーをイチイチかぶるのは面倒だし、髪形を気にする人はそもそも使用不可能です。マウスが皮膚の電気反射の変化からその人の感情を読み取ってくれればかっこ悪い帽子をかぶらなくても、家電のコントロールやカーテンの開閉なんかができるようになりそうです。

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2016-09-22 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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