Chapter-626 脳はヘビを見つけるために進化した!?

2016年11月5日 
Chapter-626 脳はヘビを見つけるために進化した!?

霊長類が脳の視覚系を発達させたのはヘビを検出するためではないかという説が提唱されています。これを「ヘビ検出理論」と呼びます。

名古屋大学の研究者らは、自然界では保護色で見つけにくいヘビをヒトは効率的に発見することができるのかどうかについて実験を行いました。 自然な背景で写っているヘビ、ネコ、トリ、サカナの写真をそれぞれ4種類ずつ用意し、その写真に95%から0%までノイズを含ませ、大学生の実験ボランティアに見てもらいました。 見る順番はノイズの多いものから順で、1枚提示するごとにその写真に写っているのがどの動物だと思うかを判断してもらいました。

ヴォイニッチの科学書

その結果、ヘビはほかの動物の写真よりもかなりノイズの多い状況でも正しく見分けられることがわかりました。私たちがヘビの何に着目して見つけているのかはまだわかっていませんので、そのメカニズムを解明することは霊長類の視覚システムがどのように進化してきたのかを解明する手掛かりになるものと期待されます。
ヴォイニッチの科学書
横軸はノイズのレベル、縦軸はその動物を正しく認識できた人の割合


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2016-11-27 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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