チョコレートの健康への影響について

チョコレートの健康への影響について

チョコレートやコーヒーなど嗜好品の健康への影響については良い面、悪い面共に大量に報告されていて、単純に「いいもん」「わるいもん」の仕分けできないのが事実ですが、新たないいもん側報告の一例として・・・。

米国ブラウン大学の最近のデータ解析結果ではチョコレートに含まれるカカオは健康に良い、とされています。米国衛生研究所(NIH)、ファイザー社などの研究、合計1000人以上の実験ボランティアによる報告を解析した発表です。元となった試験ではカカオの成分である「フラバノール」を様々な量で摂取したボランティアとしてないボランティア(区別のつかないプラセボ摂取)で効果が比較され、摂取期間は2週間~1年間です。摂取した量はいずれも一般的なチョコレートよりもかなり多く、カカオの効果を顕著に出すように実験条件が調整されています。

その結果、カカオフラバノールを含む食品を摂取した人たちの血液中中性脂肪(トリグリセリド)値が低いことがわかりました。また、善玉コレステロール(HDL)も上昇傾向にあり、血糖値も安定していました。ただし、現実的なチョコレートの摂取が健康改善につながるのかどうかについては今回の解析からは不明でした。


チョコレートの成分はカカオだけではなく大量の砂糖が入っています。今回の解析の元になった実験ではいずれもチョコレートの成分の中から健康に良いという過去データがある物質のみを摂取させた結果であり、ミルクチョコレートなどの砂糖や脂肪分を多く含むチョコレートの効果であるとして考えてはならない点が重要です。別の科学者はエクストラダークココアは有効性が高いかもしれない、と助言しています。


関連記事
スポンサーサイト
2016-12-21 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

QRコード

QR