Chapter-634 ウイルスを検出する画期的技術

ヴォイニッチの科学書(有料版)2016年12月31日配信
Chapter-634 ウイルスを検出する画期的技術

飛行機や車、船などで大量に人や物が世界中を動き回るとそれに病原体がくっついて移動することによって感染症がこれまでに無かった地域へ拡散してしまいます。日本国内においても季節性インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの以前からよく知られた病原体に加え、デング熱などのこれまでになかったウイルス感染症の国内上陸が社会問題化しています。また、エボラウイルスのような致死率の高いウイルスが国内に入り込まないように簡単確実な検査方法の発明が待ち望まれています。

産総研(国立研究開発法人産業技術総合研究所)は微生物で浄化処理した後の排水(二次処理水)にごくわずかに含まれているウイルスを、直接、高感度に検出できるバイオセンサー(EFA-NIバイオセンサー)を開発しました。

EFA-NIバイオセンサー技術はウイルスに磁気微粒子と光を散乱する微粒子を付着させて、磁石と反射光によりウイルスを動く光の点として検出を行うことによって極めて微量のウイルスを簡単な操作だけで検出する技術です。この方法を用いれば牛乳瓶一本分(200mL)の都市下水の二次処理水にノロウイルスが800匹いれば検出可能でした。これまでは微量のウイルスを検出するには遺伝子増幅などの実験室での高度な分析が必要でしたので著しい進歩です。


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