ヴォイニッチの科学書 Chapter-642 届かないところにあるブドウは本当に熟していなかった

イソップの寓話に「すっぱいブドウ」があります。ウィキペディアによると「キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る」というお話です。

ヴォイニッチの科学書 Chapter-642 届かないところにあるブドウは本当に熟していなかった

一般的に知られている解釈としてはキツネの負け惜しみとして描かれます。国立研究開発法人情報通信研究機構、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、ウェスタンユニバーシティの研究チームはその定説が正しいかどうかを確かめる実験を行いました。  

その結果、見えたものに対してなんらかのアクションが必要な場面においては、沢山の体力を使う必要があると判断されるとそもそもモノが見えにくくなるような脳内画像処理が行われていることがわかりました。どうやら、跳び上がってブドウをとるのは労力的に大変なことなので、脳の中で特殊な画像処理が行われて、キツネには実際にブドウが熟れていないものに見えていて、それに対して冷静に「あ、あれはすっぱくてまだ食べられない」と判断した可能性もあるのではないか、ということです。


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2017-03-04 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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