放送電波で天気予報

情報通信研究機構電磁波研究所の研究グループは、地上デジタル放送の電波の遅れを高精度で検出して、空気中の水蒸気量を測定する技術を開発しました。ゲリラ豪雨など急変する天気の予報精度を高めることができる技術です。  

電波は、大気中の水蒸気量で伝わる速度が変化します。大気中の水蒸気量が1%増えると、5kmを伝わる電波の所要時間が17ピコ秒遅れます。この電波の伝わる速度を計測する事によって水蒸気量を計算する事ができます。 電波の速度の計測には「遅延プロファイル」と呼ぶデータを使用しました。発信元から直接到達する電波と、建物などに反射しながらくる電波では波がわずかにずれます。この波のずれを計測する事によって、電波を送信した時間と受信した時間を計測する必要なく電波の速度を計算する事ができます。  

すでに使用されているGPS衛星のデータの乱れを使った空気中の水蒸気の測定にこの新たな手法を追加する事でより正確な局地的豪雨などの予報ができそうです。


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2017-03-23 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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