宇宙のことを私たちはまだほとんど知らないのかも

2014年にNASAのX線観測衛星チャンドラ(下図)が観測した天文現象はこれまで知られていない謎の超激しい天文現象だった可能性があります。

NASAのX線観測衛星チャンドラ

この天文現象は地球から107億光年も離れた銀河で起きたものです。
地球時間で2014年10月1日、この銀河から突然莫大な量のエネルギーの放出が始まり、わずか数分間でその銀河に含まれるすべての星の数千倍ものエネルギーが放出され、翌日にはエネルギー放出は終わっていました。

このエネルギー放出源は CDF-S XT1 と名付けられています。下の写真の下段は当時の観測データです。左から右へ時間が経過していますが、一番左のほぼ何も見えない状況から突然強烈なX線が観測され、右側の写真に向かって徐々に消えていったことがわかります。

宇宙のことを私たちはまだほとんど知らないのかも

膨大なエネルギーが一瞬で放出される天文現象としては
・中性子やブラックホールなどが衝突
・ブラックホールが近隣の天体を破壊
などが知られていますが、そのようなすでに知られている天文現象ではないことが観測データからわかっています。この銀河に何が起きたのかは謎ですが、もし、何の前兆もなくこのような激しい天文現象が起きる可能性があるのであれば、天の川銀河でもし同様の現象が発生すれば、私達は強烈なX線に一瞬で晒され、自分たちが滅亡したことも知らずにこの宇宙から消え去ることがあるのかもしれませんね。


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2017-04-08 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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