パーフェクトガラスの3Dプリント技術 ドイツが開発

ドイツカールスルーエ工科大学(KIT)の研究グループが完璧なガラスの3Dプリント技術の開発に成功しました。ガラスの3Dプリント技術は、すでに米マサチューセッツ工科大学が2015年に成功していますが、これまでの技術で作られたガラスは透明度が低く、衝撃にも弱いという問題点がありました。

パーフェクトガラスの3Dプリント技術 ドイツが開発

今回採用された技術はすでに樹脂の3Dプリントでは広く知られている「ステレオリソグラフィ(光造形法)」です。下の写真は樹脂をステレオリソグラフィで印刷している様子です。写真の下側の液体樹脂のプールの中で樹脂が固められ、上の方に徐々に引きずり出されてきます。

パーフェクトガラスの3Dプリント技術 ドイツが開発

ステレオリソグラフィは、トレイの中に感光性の液体状材料を満たし、金属の台(プラットフォーム)をその中に浸した状態で、トレイの底からレーザー光を照射することにより、レーザー光が当たった部分だけが固化する技術です。最初の層が固化すると、プラットフォームを上昇させ、次の層を固化させます。以前スーパープレゼンテーションで、プレゼン中に実機を稼働させてあっという間にエッフェル塔を整形したことで有名になった技術です。  

今回開発された技術のスゴイ点は樹脂などの造形媒介物質を含めず、ガラス粒子だけを溶融させている点です。新しく開発された技術は、透明性が高く、耐久性に優れており、完璧なガラスでカメラレンズも作製できるかもしれません。

パーフェクトガラスの3Dプリント技術 ドイツが開発


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2017-05-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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