CRISPR/Nickase(ニッカーゼ)システム

ノーベル生理学・医学賞の最有力候補として話題になっているゲノム編集技術、CRISPR/Cas9システムですが、このシステムの最大の問題点は正確にゲノムを編集できる領域はCas9が認識できるNGG配列とそれに続く20塩基のみで、ゲノム中の60%程度にしか相当しないことです。

遺伝病の多くはたった1個の塩基が異常になっていることが原因であることが多いため、その異常がゲノム上のどこで発生していても正確かつ自在に編集できるゲノム編集技術の発展が望まれていました。

京都大学の研究者らは一本鎖切断酵素Cas9 Nickaseを用いる方法を開発しました。このCRISPR/Nickaseシステムは理論上ほぼゲノム全域を編集できます。その結果、ゲノム上のほぼすべての場所で修復編集が可能になり、ゲノム医療は大きく発展するものと思われます。


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2017-07-06 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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