ウミグモは脚で呼吸し、腸で酸素を運ぶ

ウミグモは5億年前から存在する太古の姿を残したまま現在まで生き延びているほぼ脚だけのような奇妙な動物です。

ウミグモは脚で呼吸し、腸で酸素を運ぶ

8本脚で海底を歩き回る姿は陸生のクモの仲間のように見えますが、クモとは全く異なる種類の生物です。大きさは数ミリメートルのものから数十センチになるものまでさまざまです。いずれにしてもほぼ全身が脚で、そこに小さな胴体と頭があって、とがったクチバシのような構造で獲物の体液を吸います。

私達人間の足は主に骨と筋肉で、その役目は身体を支えたり移動したりすることですが、米国ハワイ大学の研究によると、ウミグモの足は身体本体と言っても良いほどの機能を担っているようです。

精巣と卵巣は脚の中にあります。また、ウミグモは呼吸のための肺もエラも持っておらず、足も含め身体の表面全体を覆う外骨格に無数にあいた小さな穴を通る水から酸素を得ています。腸も脚の先端まで伸びています。心臓は胴体にありますが、ほぼ役に立たないレベルの非力さですが、そのかわりに足の中の腸が収縮を繰り返して、足の表面から取り込んだ酸素を全身に行き渡らせていることも明らかになりました。


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2017-07-26 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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