Chapter-426 植物だって会話がしたい

 立命館大学が植物発電によるワイヤレス植物モニタリングシステムを開発したと発表しました。この発明を応用すれば、植物の状態を私たちが知ることができるようになり、水が不足している、日照が不足している、などの植物からのメッセージを受信できそうです。

 この研究室では多数のセンサーを環境中に大量に設置することによって生活の安全、安心を支えるセンサーネットワークの構築を目指した研究をしているそうなのですが、有効なセンサー網構築のためには電池交換の不要なバッテリレスセンサーの開発が必須だと考えています。これまでの研究成果としては、ワイヤレス尿発電センサー端末というものの開発に成功していて、これをおむつに組み込んで尿漏れセンサーとして実証実験を行ったりしています。

 この尿発電技術を植物に応用した植物発電センサーを開発して観葉植物に組み込んでみたと言うことなのです。このシステムは植物に針のような電極を差し込むことによって植物の健康状態を知ることができる発明です。

 植物発電センサーは、植物の導管を通る水分(木部樹液)で1マイクロワット級の微小な電力を発電する植物発電電池、植物発電で発生した電流は微小であるため、送信機などを駆動するのに十分になるまで発電電流を一旦蓄えるためのキャパシタなどからなっています。木部樹液の量が一定の場合には、植物発電センサーは、一定間隔で送信信号を送信しますが、土の水分が少なかったり、植物自体が弱っており木部樹液を吸い上げられない場合には、木部樹液量が低下し発電量も低下するため、植物発電センサーからの送信信号間隔が長くなります。

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2013-01-13 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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