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内臓脂肪型肥満が、免疫老化を加速

運動不足や食べ過ぎで内臓のまわりに脂肪がつくと内臓脂肪型肥満となります。お腹だけがぽこっと出ている内臓脂肪型肥満の人は糖尿病や高血圧が原因で、心筋梗塞、脳卒中、心不全などによる死亡の危険性が数倍高まり、平均余命も短くなることがわかっています。これは内蔵の老化が起きていると考えられています。

内臓脂肪型肥満が、免疫老化を加速

内臓の老化の原因は蓄積した内臓脂肪細胞の中で免疫系が過剰な炎症反応を引き起こし、その影響が全身に及ぶためであることがわかってきました。このような老化を、見た目の老化に対して免疫老化といいます。

慶應義塾大学の研究グループは若いマウスに脂肪分を多く含むエサを数ヶ月与え続け、免疫老化状態を作り出したところ、CD153陽性「PD-1」陽性Tリンパ球という普段は見られない種類の免疫細胞が現れていることを発見しました。PD-1とは免疫が過剰に反応しないようにするブレーキとして働く受容体です。免疫老化になって異常な細胞が誕生するとPD-1によるブレーキが効かず、全身に過剰な炎症を引き起こしてしまいます。このことから、PD-1のブレーキが正常に効く状態に回復させることにより、内臓脂肪型肥満に関係する生活習慣病の発症予防をめざす治療法の開発の可能性があります。


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2017-10-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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おびおのプロフィール

おびお

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会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。
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