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ワイル磁性体

東京大学物性研究所の研究グループは世界で初めてワイル粒子を磁性体の内部で発見しました。ワイル粒子とは、1921 年にドイツの数学者ヘルマン・ワイルが提唱したワイル方程式で説明される粒子のことです。物質内でワイル粒子は磁石の「N 極」と「S 極」に相当するワイルポイントを対で形成します。

今回、磁性体の中で発見されたワイル粒子は今までにない全く新しい量子機能を持っていますので、磁気メモリや熱電技術開発に関する革新的な進展が期待されます。

ワイル粒子が世界で始めて発見されたのは2015年のことで、この時はヒ素化タンタルという半金属状態の物質中での発見でしたので、この粒子はワイル半金属と呼ばれます。100年前の数式で説明されるだけの存在だったワイル粒子が現界した歴史的な大発見以降、ワイル粒子を有した物質探索や その特性を利用したデバイス開発が世界中で行われています。


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2017-10-23 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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