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H7N9鳥インフルエンザの現状

人類が滅ぶとすれば原因は何でしょうか?小天体の衝突? 地球温暖化による食糧危機? 某近くの国の核兵器????

多くの人に忘れられている可能性の一つに高病原性鳥インフルエンザがあります。その代表H7N9型は現状は中国でたまに流行する程度ですが、米国ウィスコンシン大学の研究者らは今後この高病原性ウイルスが世界へ拡散する可能性を報告しています。

H7N9鳥インフルエンザの人から人への感染について、これまではよくわかっていませんでしたが、最近新たに発見された亜種では哺乳類から哺乳類へくしゃみなどをきっかけとした飛沫感染することが明らかになりました。ニワトリから人への感染は2013年の発見以来すでに1,600人に及んでいます。このなかで約600人が死亡し、非常に致死率の高いウルスとして恐れられています。

ところが、2016年に中国で発見されたさらに致死率の高い高病原性H7N9鳥インフルエンザウイルスは、翌2017年に人へも感染することが確認されました。今のところ、この高病原性ウイルスの人から人への感染例は見つかっていませんが、ウイルスの遺伝子は容易に変異するため、いつ人から人への感染能力を獲得した変異種が出てきても不思議ではない状態に至っています。実際に、マウスを使った動物実験ではマウスの体内で急速に増殖する能力をすでに獲得しており、フェレットを使った動物実験ではフェレットからフェレットに飛沫感染した後に脳でウイルスが増殖しフェレットが死に至ることも確認されました。

また、このウイルスには現在使用されているオセルタミビル、ザナミビル、ラニナミビルなどのインフルエンザ治療薬の効果があまり出ず、人から人への感染が始まるとタイヘンなことになる可能性があります。


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2017-12-16 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。
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