マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)

国立研究開発法人情報通信研究機構を中心とした国内共同研究チームが、ゲリラ豪雨や竜巻の前兆現象を観測できる新型の気象レーダーを開発しました。

マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)
雨を立体的に表示した様子

ゲリラ豪雨の積乱雲の発達は10分程度、竜巻は数分で発生するため、これまでの観測では発生しそうだとわかった時には避難が手遅れになることもありました。それらの兆候をより迅速に察知するために、今回開発されたマルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダーは30秒で雨雲の3次元立体構造を観測すると同時に、雨量を正確に観測できる新システムです。  

この技術を用いて、通常のゲリラ豪雨の早期予測・浸水予測、強風予測の情報提供の他、2020年東京オリンピック・パラリンピックでの効率的な競技運営、つまり、屋外競技の開始・中断・継続等の判断に活用したり、豪雨到来前に屋根がある場所に観客を誘導したりすることが可能になります。突然の竜巻で運動会のテントが飛ばされて大けがなど、急激な天候の変化が原因となるいろいろな事故が起きていますので、ポータブルタイプが開発されたり、スマホに内蔵されたりする時代が来るとさらに便利になりそうです。

マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)


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2017-12-18 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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