人工発酵

お酒やナタデココなどの発酵食品は、微生物が持つ酵素によって発酵で作られています。近年は発酵生産技術を拡張し、医薬品やバイオ燃料を合成しようとする分野が盛んになってきています。ですが、発酵は生物の営みですので、合成途中に微生物が死んでしまう問題や、何ができるかは生物次第という難点がありました。

慶應義塾大学の研究者らは、酵素を人工細胞(脂質二重膜小胞)に置き換えても効果的に化学変換が可能であることを示しました。今回の研究では納豆菌由来の酵素と、テキーラ醸造菌の酵素、そしてパン酵母の酵素を組み合わせた人工細胞で、乳酸からエタノール、つまりお酒を合成するという自然界にはない化学反応を実現しました。 人工細胞を用いた化学変換では10日間の反応で0.5%アルコールのお酒ができました。1%を超えると酒類として認定されます。


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2018-01-18 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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