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しっぽ切りも何度か再発見されたらしい

現代の多くのトカゲは敵に捕まった時にしっぽを切って逃げますが、3億年前の爬虫類もしっぽを切り離すことができたことがカナダ、トロント大学による爬虫類化石の研究から明らかになりました。

調べたのはカプトリヌスという、体重2キロの爬虫類です。化石にはしっぽを切り離すためのミシン目のような亀裂が明らかに存在していました。ミシン目は若い個体に多く見られ、おとなの骨ではその部分がしっかり結合しているようでもありました。若い個体ほど敵に襲われる危険性が高いことから、成長するにしたがってこの機能が失われていったと研究者は考察しています。カプトリヌスは、3000万年もの間繁栄をつづけましたので、こうした機能が生き残るのに優位に働いた可能性があります。

しっぽ切りも何度か再発見されたらしい
カプトリヌスの化石(福井県立恐竜博物館)  

ところが、2キロもある爬虫類は地球環境の変動に対しては不利だった可能性もあり、しっぽ切り機能はその後いったん化石記録から途絶えます。再び現れるのは今から7000万年前のことで、多くの現在生物の器官同様に、しっぽ切りも地球上で何度か再発明された可能性があります。


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2018-04-21 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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