ダークマターのないシースルー銀河

天の川銀河の構造や運動を説明するには、光などの電磁波を出さずに重力だけを及ぼす謎の物質、ダークマターの存在が必要です。天の川銀河では、銀河の重さは輝く星の重さの10倍の重さがあり、その差がダークマターの重さだと考えられています。

ところが、米・イェール大学の観測により、6500万光年離れた場所にある天の川銀河と同じくらいの大きさはあるものの、星の数は200分の1程度しかない大きくて淡い光の銀河にダークマターが400分の1しかないことが発見されました。この銀河はあまりに星が少ないのでスケスケで向こうが透けて見えるレベルです。  

下の写真はハッブル宇宙望遠鏡が撮影したスケスケ銀河(超拡散状銀河)NGC 1052-DF2です。中央付近の白くぼんやりした部分が銀河です。明るく見えるのは手前にある天の川銀河の星です。

ダークマターのないシースルー銀河

一方で、2015年には全質量の99.99%がダークマターでできた銀河も発見されており、私たちが考える銀河系性理論に根本的な間違いがあるか、銀河のでき方はいろいろな種類があるものの、結果として似たような銀河になるのか、さまざまな可能性が出てきました。
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2018-05-06 : 科学の小ネタ : コメント : 0 :
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