ヴォイニッチの科学書 第709回 皮膚の菌を移植して健康に

米国立アレルギー・感染症研究所が健康な人から採取した皮膚常在菌をアトピー性皮膚炎を発症したマウスに移植したところマウスの症状が改善することを発見しました。

皮膚常在菌とは、私たちの全身をコーティングするように皮膚で勝手に生活している細菌の集団のことで、時にはさまざまな病気の原因になってしまいますが、基本的には、私たちの身体を外界の有害物や刺激から守る役目を担っています。下の写真は皮膚常在菌の一例(電子顕微鏡写真)です。

ヴォイニッチの科学書 第709回 皮膚の菌を移植して健康に

マウスで治療効果があるのなら、人間でも効くのではないかと考え、健康な他人の皮膚常在菌を患者に移植して治療効果があるかどうかを確認する実験(臨床試験)が行われました。臨床試験ではアトピー性皮膚炎患者の症状は改善し、副作用や合併症もなかったことから、他人の細菌の移植がアトピー性皮膚炎の画期的な治療法となり得ることが明らかになりました。


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2018-07-04 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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