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ネコ足で巨体を支えるのは難しい

2億年ほど前の今の南アフリカにあたる場所に、見た目はブロントサウルスなどを含む典型的な首の長い竜脚類のように見え、体重がアフリカゾウ2頭分もある恐竜が生息していたことがわかりました。驚いたことにこの大きな草食動物は、ネコ足で四足歩行をしていました。

ネコ足で巨体を支えるのは難しい
提供:ウィットウォーターズランド大学  

南アフリカのウィットウォーターズランド大学と南アフリカのブルームフォンテーン国立博物館の研究者らがダムの建設現場から発掘したこのネコ足恐竜、レドゥマハディは、一般的な竜脚類が巨大化の過程で獲得した、ゾウのような体重を柱のように支える足ではなく、途中に関節を持つ足を持ち、俊敏な行動ができる構造を生物学的に試行錯誤ていたものと思われます。しかし、ゾウ足に比べて、前脚の可動性が高まった代わりに、体重を支えるには明らかに不利でした。  

今回の発見は、竜脚類が、柱のように太い足で四足歩行をする巨大な生きものに進化する初期段階に、竜脚類の進化における重要な出来事が、試行錯誤をともないつつ起きていたことを示しています。


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2018-11-15 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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