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ISSからカプセル回収に成功



日本のJAXAは国際宇宙ステーションから物資を地球に持ち帰る、新たに開発した小型カプセルが太平洋の南鳥島近海に着水し、JAXAによる回収が成功したと発表しました。 カプセルは、国際宇宙ステーションから科学実験の成果などを地球に持ち帰るために、タイガー魔法瓶の協力で開発され、大きさは直径84センチ、高さ66センチの円錐形、最大で20キロの荷物を積むことができます。今回回収したカプセルの中には宇宙実験で結晶にしたタンパク質などが収められています。

ISSからカプセル回収に成功

カプセルは日本の無人宇宙貨物船、こうのとり7号機の装備として打ち上げられ、国際宇宙ステーションで物資が積み込まれました。こうのとりの運用は、国際宇宙ステーションに食料品などの物資を送り届けたあとは、ゴミや実験が終わって不要になった実験装置などを積み込み、大気圏に突入して燃え尽きます。

今回は、こうのとりが国際宇宙ステーションから分離したのち、大気圏突入前にこのカプセルを切り離し、こうのとり本体は燃え尽きましたが、カプセルはガスを噴射してブレーキをかけながら姿勢を制御し、最後にパラシュートを開いて太平洋に着水させる方法で回収を行いました。宇宙空間から大気圏に突入する際には2000度の高温にさらされますが、問題は起きませんでした。

国際宇宙ステーションから物資を地上に持ち帰るには、これまで米国やロシアの宇宙船しか方法がありませんでしたが、JAXAのカプセルによるお持ち帰りは、新たな簡便な方法として活用が進みそうです。 今回の技術は日本独自の技術で、これまで、外国に依存していた国際宇宙ステーションでの実験結果の回収を、日本独自に行うことができるようになることは、科学研究において非常に大きなメリットです。また、JAXAは日本の技術で宇宙飛行士を地球に帰還させる技術の確立につながるとのコメントを出しています。
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2018-11-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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