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不適切な行動を抑制する脳領域

注意欠陥多動性障害やパーキンソン病などで見られる不適切な行動を抑制する脳のメカニズムが筑波大学と京都大学の共同研究で明らかになりました。  

患者さんが社会生活を送る上では、衝動的な行動や不必要な行動を抑制できることがとても重要です。これまでの先行研究により、行動抑制では、脳の中の前頭前野や大脳基底核と呼ばれる領域が重要な役割を果たしていることがわかっていました。また、注意欠陥多動性障害やパーキンソン病などの行動抑制の能力が低下する疾患の多くでは、ドーパミン神経系に異常が見られることも知られています。  

サルを使った実験で、脳の黒質緻密部のドーパミン神経細胞から線条体尾状核に対して、不適切な行動を抑制するための神経シグナルが伝達されていることが示唆されました。この発見は、注意欠陥多動性障害やパーキンソン病などで見られる不適切な行動を抑制できない症状の治療ターゲットとして、黒質‐線条体ドーパミン神経路が有力な候補であることを示しています。

不適切な行動を抑制する脳領域


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2018-12-05 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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