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雷雲は10億ボルト

雷雲は10億ボルト

ナショナルジオグラフィックニュース 2019.05.06
1752年、米フィラデルフィアにいたベンジャミン・フランクリンは雷雲に向かって、凧を飛ばすことで、雷が電気であることを証明しました。

インド、ムンバイにあるタタ基礎科学研究所などの研究チームが、まったく新しい方法を使って雷雲全体の電圧を分析したところ、瞬間的に13億ボルトにも達することを明らかにしました。その電力はおよそ2ギガワット。これはニューヨーク市全域に電力を30分間供給できるほどのエネルギーです。それだけの電圧を地上で達成させるのはほぼ不可能ですが、自然はいとも簡単にそれをやってのけているということです。

ちなみに、その新たな方法とは、宇宙から飛来する素粒子、ミューオンを利用することでした。ミューオンは負の電荷を持っていますので、雷雲のような電場があると飛行経路がゆがめられます。この性質を利用して、地上の素粒子観測装置でミューオンを継続して観測することにより、通常状態と雷雲がある状態のデータの違いから雷雲にどれだけのエネルギーが含まれているかを計算することができました。


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2019-05-30 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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