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大西洋沖の怪現象に新説、プレートが剥離中

大西洋のポルトガル沖で1969年、大きな地震が起こり、津波が発生したのですが、震源地の周辺には、何の変哲もない平らな海底が続いているだけであることが科学者を悩ませています。

ポルトガル、リスボン大学の研究者らは最近、ポルトガル沖のプレートの下層が剥離し始めているらしいことを突き止めました。ここでは、あるプレートが別のプレートの下に潜り込む、いわゆる沈み込み帯が新たに形成される場所になるかもしれないとも考えられています。もしこれが本当ならば、海洋プレートが剥離しているところをとらえた初の研究になります。現在、プレートテクトニクスによって大西洋が縮小し、ヨーロッパとカナダが接近することによって新たな巨大大陸が形成されつつありますが、今回推定されたプレートの剥離は、この場所に新たなプレートの境界を生じさせ、地殻変動を加速する可能性があります。

 このプレートの剥離は地震波の観測によって行われました。地中を伝わる地震の波は、地質の温度や組成が変わると変化します。それによって、1969年の地震が起こった場所の真下に、何か密度の高い塊が、地下250キロまで垂れさがるように存在していることがわかったのです。さらなる分析で、そこに沈み込み帯が生まれているという兆候も確認されました。

大西洋沖の怪現象に新説、プレートが剥離中
NATIONAL GEOGRAPHIC
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2019-06-26 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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