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ダ・ヴィンチの発達障害説を検証

ダ・ヴィンチの発達障害説を検証

アルバート・アインシュタインやトーマス・エジソンら、類いまれな才能の持ち主には、発達障害を有する人が多いといわれています。英国キングス・カレッジ・ロンドンなどの研究者らは「モナ・リザ」を描いたレオナルド・ダ・ダヴィンチが、発達障害の1つ注意欠陥・多動性障害(ADHD)であったとする説を発表しました。

ダ・ヴィンチは「モナ・リザ」や「最後の晩餐」を描いた芸術家としてだけでなく、建築家、科学者、発明家など数多くの顔を持ち、いずれの分野においても優れた業績を残しました。

研究者らは、ダ・ヴィンチの遺筆や伝記などを検討し、数々の偉業を成し遂げた一方で、多くの未完成プロジェクトを抱えたまま生涯を閉じた点について、「アイデアをめぐらせることに過度の時間を費やし、忍耐力や集中力に欠けていたことがその背景にある」と指摘しました。ダ・ヴィンチの集中力のなさは幼少期から認められており、成人してからはより顕在化したということです。

また、ダ・ヴィンチは左利きであり、65歳の時に左脳の重度脳卒中を発症したにもかかわらず言語能力に障害が残らなかったことから、人口の5%未満にしか見られない、言語中枢を右脳に持つ右脳優位性であったことが強く示唆される、と述べています。また、ダ・ヴィンチの描いた図面の特徴として、文字を左右逆に書く鏡文字がありますが、これは失読症であったことを示唆しています。 


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2019-06-28 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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