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水産庁が人工ふ化ウナギに成功

世界各国で食べられているウナギですが、日本では5000年前の縄文時代の貝塚からウナギの骨が発見されており、少なくとも7000年程度食用にした歴史があるようです。土用の丑の日、という点については、江戸時代の安永(徳川家治(いえはる)の時代:1772-1781)・天明(徳川家治と徳川家斉(いえなり)1781-1789)の頃から始まったそうです。平賀源内(1728-1780)がウナギ屋に提案したというのは後の時代の作り話の可能性もありますが、江戸時代から土用の丑の日にウナギを食べる習慣があったことは間違いないようです。平賀源内はエレキテルを修復したり、竹とんぼを発明したり、特に、海外の文化・科学・技術に詳しかったことが知られています。

水産庁は、実験室内で人工的にふ化させたウナギの稚魚を食べられる大きさにまで養殖池で育てるのに成功したと発表しました。養殖ウナギは現在も売られていますが、それらは採取した稚魚のシラスウナギを養殖池で育てて出荷しているもので、人工的にふ化させ、養殖池で育て上げたのははじめてのことです。ウナギの生態は謎が多く、特に稚魚は最適なエサがよくわからないなど、人工育成が困難とされていました。かば焼きに加工しても味や香りに遜色ないものの、コストが現在の養殖方法よりもかかります。

2019年の土用の丑の日は7月28日(日曜日)です。
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2019-07-19 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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おびお

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