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外へ出たネコはどこへ行くのか

近年は、猫を家から自由に外出させず飼う家庭が多くなりましたが、ペットとして飼われている猫はしばしば、どこかに出かけていきます。この点に注目している科学者も多く、猫を尾行したり、首輪に無線送信機を付けたりして、猫の行き先を突き止めようとしてきました。米国ノースカロライナ自然科学博物館は、世界6カ国で900匹を超えるネコにGPS装置を1週間装着させ、猫の行動を調査する6年がかりの調査結果を発表しました。

この調査で明らかになったのは、意外なことに、自分の飼われている家の近くにいる猫が最も多かったことです。大半の猫が、全ての時間を自宅から100メートル以内で過ごしていることがわかったのです。しかし、少数ではありますが、全体の7%は自分の家を中心に半径200メートルもの範囲を動き回っており、ニュージーランドの丘陵地帯のような広い場所で飼われている猫は、半径2キロメートルまでも歩き回っていることがわかりました。

野良猫の行動範囲についてはまだよくわかっていないのですが、おそらく飼い猫よりは広い範囲を移動するであろうと考えられています.飼い猫は飼われている家で食事が出されるので、食べ物を探しに遠くまで探検をする必要がないからです。さらに去勢または避妊手術を行った猫は、交尾相手を探す欲求もないので、もっぱら家の近くで日向ぼっこをして過ごすことになります。


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2020-04-07 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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おびおのプロフィール

おびお

Author:おびお
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。
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