本日の人工衛星「KSAT2」(鹿児島大学)

以下、日経産業新聞1月4日号を参考にして書きました。

 鹿児島大学と地元企業が開発した手のひらサイズの超小型人工衛星「KSAT2」が2014年1月下旬以降に種子島宇宙センターから打ち上げるH2Aロケットに相乗りし、宇宙へ飛び立つことになっています。このチームが超小型衛星に挑戦するのは2回目で、3年半前のKSAT1号機は宇宙で行方不明になってしまいました。

 KSAT2は縦横高さ各わずか10センチ、重さ2キロ弱のサイコロ状の中にカメラやアンテナを搭載しています。H2Aから放出された後、高度約400キロで、地球を90分で一周する軌道に入ります。軌道投入後は大気中水蒸気の量や分布などのを地上に送信し、それらを解析することによって集中豪雨などの予測研究に活用します。

鹿児島大学 KSAT2
KSAT2プロジェクトWebサイトより引用
(日経産業新聞にはKSAT2の実物写真が掲載されていますが、実物は上のイラストとはちょっと違っていて、6センチ程度のアーム2本で図のような縦では無く、水平方向に太陽電池を本体から離して翼状に展開するようです。下記のWebサイトにはその図も掲載されています)

 KSAT1の失敗原因は電力不足による通信途絶であることがわかっていますので、KSAT2では折りたたみ式のソーラーパネルが装備され、KSAT1の2倍の電力を確保すると共に、大型衛星のミニチュア版のようないっちょ前の姿をしています。

 学生手作りの人工衛星が、地元鹿児島県から巨大ロケットに乗って宇宙に旅立つなんてとても夢のある話だと思いますし、学生さんにとっては、多くの理工系学生が得ることのできない貴重なチャンスと体験になると思います。

KSAT2プロジェクト 
関連記事
スポンサーサイト
2014-01-05 : 人工衛星 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

QRコード

QR