エボラ出血熱についてさくっとまとめ

「ヴォイニッチの科学書」の方ではなかなか紹介するタイミングがつかめず、放置プレイ状態になっている「エボラ出血熱」について、さくっとまとめておきます。

病気の名前が「エボラ出血熱」、媒介するのは「エボラウイルス」です。

エボラウイルスは大きく分けると5種類あって、それらが1970年代以降のアフリカ赤道周辺の地域で散発的に流行を繰り返していました。今回猛威を振るっているのはザイール型と呼ばれるウイルスです。

エボラウイルスはどれも致死率が高く、医療体制の整ってない地域では90%の致死率に達することもあります。また、先進国においても効果的な治療方法はありません。

粘膜や傷口から体内にウイルスが侵入し、潜伏期間は2日から3週間程度で、風邪あるいはインフルエンザに似た症状が出ます。やがて血が固まらなくなっていろいろなところから出血したり内出血を起こし、10日以内に多臓器不全でショック死してしまいます。

自然宿主、つまり自然界でエボラウイルスを保持したまま健康に動き回っている動物ははっきりとはわかっていませんが、ある種のコウモリの可能性が指摘されています。ですが、いったん人間が感染すると、患者の世話をしている人が患者の血液、嘔吐物や排泄物に触れることによって感染して広がり続けます。

最近、アメリカでの発症が確認されましたが、アジアでは以前からエボラウイルスの存在は確認されていました。ですが、アジア(中国やフィリピンなど)地区でエボラ出血熱が流行したことはなく、この地域のエボラウイルスは人間では発症しないタイプであると考えられています。
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2014-10-04 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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