今週の人工衛星102 マンガルヤーン

アジアで初の火星軌道への投入に成功した探査機
102 マンガルヤーン
(打ち上げ年:2013年、開発:インド宇宙機関)

2014年9月、インドの火星探査機「マンガルヤーン」が火星の軌道に入りました。アジア各国の中で火星周回軌道への探査機の投入に成功した始めての探査機となりました。

これまで、世界各国が火星探査機を打ち上げましたが、日本の「のぞみ」、中国の「蛍光1号」共に軌道投入に失敗してしまったため、旧ソ連を除けば火星へのアジア一番乗りはインドが達成しました。

マンガルヤーンの主な任務はインド宇宙機関の惑星探査技術の確立と習得ですが、科学観測装置も搭載しており、大気中メタンの測定や上空からリモートセンサーで地表の組成を観測します。

ESAの火星探査機「マーズ・エキスプレス」によって確認されたメタンは最も簡単な炭化水素で、生命の最小ユニットであると考えることもできます。そこで、マンガルヤーンは火星表面に着陸することなく上空から火星のメタンを観測し、生命の存在の可能性を検討します。その装置が火星メタン観測機(MSM)を搭載しています。また、火星表面の鉱物の様子も赤外線分光撮像機(TIS)を使用して上空から観測することができます。鉱物はその種類によって特定の波長の光を吸収することが知られていますので、上空から赤外線領域の波長を測定することによって着陸することなく岩石を分析することが可能です。

マンガルヤーン


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2014-11-01 : 人工衛星 : コメント : 0 :
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