今週の人工衛星107 プロキオン

はやぶさ2に相乗りした ミニはやぶさ2
小惑星探査機 プロキオン
(打ち上げ年:2014年11月、開発:東京大学)

まもなく打ち上げられる「はやぶさ2」に相乗りする小型衛星を紹介します。

東京大学が開発したのは超小型探査機「PROCYON(プロキオン)」です。小惑星に数十キロメートルまで接近して画像を撮影します。世界中で超小型衛星はトレンドですが、そのほとんどが地球周辺にとどまって観測や実験を行う人工衛星でした。ですがここのプロキオンは自力で宇宙空間を航行し小惑星を目指す探査機であるという珍しい存在です。

本体の大きさは縦横約55センチメートル、高さ約63センチメートルですが、太陽電池は展開が可能で、宇宙空間で翼を広げると1.5メートルほどになります。重量は65キログラムです。開発費は5億円。太陽電池で発電し、イオンエンジンで宇宙空間を飛行することがで、打ち上げ後地球の重力を利用したスイングバイで小惑星を目指す計画です。目的の小惑星はまだ決まっていませんが、最大で地球から2億キロメートルの距離まで到達が可能です。小惑星到着は2016年1月以降の予定です。搭載したカメラは小惑星から数十キロメートル離れた場所から数メートルの解像度で写真撮影が可能で、イオンエンジンで小惑星を追尾しながら撮影した画像は地球に伝送されます。

機能 小惑星探査機
搭載機器 イオンエンジン+冷却ガススラスター(I-COUPS)
小惑星自動追尾装置搭載口径5センチメートル小型望遠鏡
X-バンド通信装置(開発:JAXA)
大きさ 55cm×55cm×63cm、重さ65キログラム
打ち上げ 2014年11月 日(H2A 26号機)
分類 十字展開四翼型(三軸制御)
命名根拠 こいぬ座1等星

プロキオン
http://news.mynavi.jp/photo/articles/2014/11/13/procyon/images/001l.jpg


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2014-11-24 : 人工衛星 : コメント : 0 :
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