だいち2号でダムの変形を計測

だいち2号

独立行政法人土木研究所が陸域観測技術衛星「だいち2号」を使って、ダムの形状の変化を監視する技術を開発しました。これまでは作業員が実際にダムを測量して管理していましたので、測量コストは10分の1になり、測量頻度も10倍程度に高められそうだと言うことです。10年以内の実用化を目指します。

新技術はだいち2号が地上に向かって発射する電波の往復時間からダムの構造物の高さを算出します。これによってダムの変形を1センチメートルの精度で調べることが可能です。今年、2015年から実証試験を開始します。

ダムの多くは自分の重みで地中に次第に沈み込んでいきます。1メートルほど沈むことは設計上盛り込まれていますが、どれだけ沈んだのかを計測して管理する必要があります。

これまでも衛星を使った測量方法として、GPSを使う方法はありましたが、人工衛星からの信号を受信する装置をダムに設置する必要がありました。GPSを使った測量はだいち2号による測量よりもデータ精度は高いのですが、この方法では、装置を設置した場所しか測量できないので、ダム全体の変化を知ることは出来ません。だいち2号であればダム側の準備は詳細なデータを採取できますし、ダムが集まっている山間部などでは複数のダムを一気に測量することも出来ます。
関連記事
スポンサーサイト
2015-01-10 : 人工衛星 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

QRコード

QR