子供部屋を野菜工場にリフォーム とかビジネス的にどうですか?

大阪府立大学が開発したグリーンクロックス技術を紹介します。
グリーンクロックス技術は植物細胞の時計遺伝子の働き、つまり体内時計を利用いて農作物の収穫効率を高める技術で、日照時間などを自在に制御できる植物工場とセットで利用されます。

植物の成長は体内時計が大きく関わっていることがわかっていて、栽培環境、体内時計、収穫の関係は統計的に相関関係が調べられています。そのデータを元に最も収穫効率が高い苗を事前に選抜して育てようというものです。

中心となるのは世界初の苗選別ロボットで、苗に青色LED光を照射して植物体のクロロフィル色素を発光させ、CCDカメラで撮影して、体内時計の周期や振幅の他に、クロロフィルの元気度合いや苗の育ち具合のデータを取ります。このデータをこれまでに蓄えられたノウハウに基づく解析を大古無い、苗の優良性を数値化し、優良苗だけを育苗用のパネルに自動定植します。

従来の農業でももちろん優良な苗の選別を行っていたのですが、それは苗がある程度育った段階で熟練者の手作業で行われていました。それを自動化することによってたとえば、7000本の苗から5000本の苗を選び出すことによって、コストの削減と収穫量の向上、さらには生育タイミングをそろえられ、より短い栽培時間で十分な生育を見込めるメリットも生まれます。

野菜工場は様々な産業領域が高度に相互関係したハイテク商品なのでとてもおもしろいですね。砂漠を灌漑して農地に・・・という発想もかつてはありましたけど、ロシアなどのように灌漑が原因で次々に湖や河川が涸れていくのを見ると、現状の食料不足を解決する最善でかつ唯一の手段は野菜工場だと思います。

住宅リフォームのオススメ商品として、使わなくなった子供部屋なんかを野菜工場にリフォームするプランとか発売すると売れそうな気がしますけどね。子供部屋が最新のLED式野菜工場に早変わり、天候に左右されず、世話も食べ頃調整も全自動で毎日新鮮な自家製野菜が食べ放題!! 遺伝子組み換え作物で住んでいる人の健康状態を改善する特殊な野菜も次々に作れます!的な あとは野菜工場付きの賃貸住宅とか・・・ 住宅メーカーさん、やってみませんか?
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2015-03-21 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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