しょぼい遊園地で絶叫させる新技術

東京大学の研究者らがネズミが4メチルペンタナールとヘキサナールという2種の化学物質の混合物を不安増大フェロモンとして使っていることを明らかにしました。ラットを不安のどん底に陥れる実験を行うと、この2つの物質を放出し周辺のネズミに危険を伝えたということです。

ホルモンというのは自分で作って自分の体に作用させて体に何かの反応を起こす物質。フェロモンは自分で作って他人の体に作用させて何かの反応を起こす物質のことですね。つまり、人間ならば「なんか怖いんですけど~」って言葉で伝えたりできるところが、ネズミは化学物質を周辺にまき散らして近くにいる仲間に「コワイよー」信号を送っていると。

今後は、害獣であるネズミの制御法としてフェロモンを適用する新しい技術が開発されるかもしれません。

また、人間の不安増大フェロモンの実体が発見されれば、テーマパークなどでそれを噴霧して、遊具の危険性を高めること無く、小学生用の安全なジェットコースターで富士急ハイランドのええじゃないか級のスリルを味わえるようになるかもしれません。

あと、最近はグーグルグラスみたいなヘッドマウントディスプレイでいろいろな疑似体験をするアトラクションが増えてきていますが、既存の映像、音、振動などの感覚に加えてこういう物質を使うことが出来れば演出効果抜群なのではないかと思うのですけど・・・。それから建設現場などの危険な場所に不意に人が近づかないように散布するとか・・・作業員さんも怖がって出社拒否されたら困りますけど・・・。

なににしても不安を感じるという反応は種の保存のために重要なものなので、早めに人間の不安増大フェロモンを発見していただきたいです。

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2015-01-19 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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