海流発電、いよいよ本格稼働か

化石燃料に依存しない発電方法として日本に有利な海流発電がいよいよ本格化しそうです。これまで大学ベースで研究が行われていましたが、潮流の早い海水中という過酷な条件下で装置の耐久性などに問題が出ていました。

今回、IHIと東芝が共同で水中浮遊式海流発電システムの発電実証試験に2017年度までに取り組みと発表しました。

海流発電
IHIのプレスリリースより引用

水中浮遊式海流発電システムとは上の図のように双発式のタービンを装備した発電装置を海底から係留して海中に凧のように浮遊させるものです。水中で安定させるために角度が逆の二つの回転翼を採用し、海流中では両者が異なる方向に回転します。

黒潮などの海流は、昼夜や季節等による変動が少ない自然エネルギーであり、四方を海に囲まれた日本では、この海流が持つ巨大なエネルギーを利用して発電することにより、クリーンで安定的な電源を大規模に構築することができると期待されています。

関門海峡って幅が狭くて国際航路だからこういう潮流発電は難しいって言われてますけど、意外と学者さん気がついていないんじゃないかなって場所があって、それは小瀬戸海峡。関門海峡って実は潮の流れが2本に分かれていて、1本はみんながよく知っている国際航路の下関と小倉の間のあれ。もう一つの流れ小瀬戸海峡は本土と彦島の間。

小瀬戸海峡は今は埋め立てで幅が数メートルしかなくなってますけど、大正時代まではけっこう幅の広い海峡だったようです。今はどうなっているかというと海峡の西側と東側で海面の高さがずいぶん違うので水門で隔てています(下の写真)。

小瀬戸海峡水門

ここって普段は水門のどちらかが必ずしまっているのですけど、ずっとその状態だと海がよどんでしまうので夜中なんかは水門を開放しているんですよね、その時の様子はまさに急流。けっこう電気作れそうですけど。

彦島

どうせもう船なんかたいして通過しないのだから潮流発電機を大量にずら~っとならべるとか・・・
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2015-01-27 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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