カマンベールチーズに原因物質の沈着を抑える成分を発見

東京大学、キリン、小岩井乳業による共同研究で、カマンベールチーズに含まれる成分が、認知症の一種であるアルツハイマー病の症状を再現したマウスに市販のカマンベールチーズから調製した飼料を摂取させると、この成分を含まない飼料を摂取させたマウス群に比べて、アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβの脳内沈着が減少し、脳内の炎症が緩和されることを明らかにしました。

カマンベールチーズに原因物質の沈着を抑える成分を発見

また、脳内で異物の排除を担うミクログリアがアミロイドβを除去する機能と抗炎症活性を促進するはたらきのある物質を、カマンベールチーズの製造時に用いられる白カビで発酵させた乳から探索しました。その結果、オレイン酸アミドとデヒドロエルゴステロールを同定しました。これらの成分は白カビによる発酵工程で生成された可能性が示唆されます。

今回の成果から、疫学的に報告のある発酵乳製品の認知症予防について、カマンベールチーズによるアルツハイマー病への予防効果が有効である可能性が高まり、特定された有効成分の検証など、今後のさらなる研究が期待されます。
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2015-03-23 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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