イヌについての問題点は根気だった・・・

がん患者には特有の臭いがあります。

そこで、臭いに敏感なイヌを使ってがんの診断を行おうと試みられたことがありました。つまり、がん探知犬です。ところが、がんの臭いを探知するには非常に集中力を必要とするため、イヌの根気が持たず1日に5検体を調べるのがやっとでした。

そこで九州大学の研究チームはイヌと同じほど臭いに敏感なC.エレガンスという線虫を使ってがんの臭いを識別できるかどうかの実験を行いました。

がん患者の尿20検体で実験を行った結果、すべてのがん患者の尿の臭いに反応して尿の方向へ泳いでいく行動を示した一方、健常人の尿に対しては何の反応もせず、むしろ忌避して逃げていく傾向がありました。

また、早期がん患者の尿に対しても十分な反応を示したことから、あらゆる種類のがん、しかも早期がんも含めてC.エレガンスで検出できる可能性があることがわかりました。この方法であればたった1滴の尿でがんの診断ができそうなので、今後は日立製作所などと協力して診断の自動化装置の開発に取り組むことになっています。
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2015-04-02 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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