水素の取り扱いをもっと簡単に

水素エネルギーの活用が推し進められています。

燃料電池自動車ミライの場合は、自動車という性質上、瞬間的に大量の電力が必要になることがあるため、水素をそのままタンクに詰めて燃料として使っています。

ですが、少ない電力を大きな変動なく供給できれば良い用途の場合は水素を何か他の元素に結合させて液体などにしておいた方が扱いも簡単です。補充もたとえば、コンビニで買ってきたボトルから機器のタンクに注ぎ込むだけ、という方法も可能になって、取り扱いが格段に容易になります。

分子1個あたりにできるだけ大量の水素を結合することができ、合理的な方法でその水素を結合したり切り離したりできる物質を水素貯蔵材料といいますが、水素をより身近なエネルギー源として活用するために水素貯蔵材料の研究が進んでいます。有望な物質としてはアンモニアがよく知られていて、窒素原子1個に水素を3個蓄えることができ、分子の体積に占める水素の割合が高いのでエネルギー密度が高い特徴もあります。

東北大学の研究者らはこれまで水素の貯蔵には向いていないと思われていたクロムを使うことに成功し、クロム原子1個あたり7個の水素を貯蔵し、マグネシウムで安定化させた水素貯蔵材料の開発に成功しました。さらに追加で水素をクロムに付加することも可能だと考えられています。

水素の取り扱いをもっと簡単に
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2015-04-05 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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