サルもゼロを適切に認識しているらしい

ゼロという概念が人に特有のものなのか、他の動物も持っているものなのかは興味深いところです。そこで、東北大学の研究者らが数字に対する訓練をしたサルで、サルがゼロについて考えているときに脳がどのような活動をしているのかを画像化して調べました。

その結果、サルの脳においてもゼロで強く反応する神経細胞(ゼロ細胞)が多数見つかりました。これらのゼロ細胞は2種類に分けることができました。ひとつは、ゼロ以外の数には全く応じない細胞で、もう一つはゼロ以外に隣の数である1にも活動する細胞です。

人間はゼロに対して2通りの概念を持っています。ひとつは「有無を代替して表現するゼロ」、もう一つは「順列としてのゼロ、1の前の数字のゼロ」です。人間の場合はこの2種類のゼロを脳の別々の領域で理解していることがわかっていますが、今回のサルの細胞の反応は人間と同じ2つの概念のそれぞれ相当し、人間以外の生物で2通りのゼロの概念を持っていることが発見された初めての例となりました。

サルもゼロを適切に認識しているらしい



この記事はインターネット科学ラジオ番組「ヴォイニッチの科学書」のあらすじです。
ヴォイニッチの科学書は毎週ホットな話題をわかりやすいフレーズで配信しています。
無料版(短縮版)は iTunesStore インターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。
有料版は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。定期購読はこちらからお申し込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配付資料を提供しています。
関連記事
スポンサーサイト
2015-06-07 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

QRコード

QR