膜でワインを激ウマに

膜でワインを激ウマに

三菱化学が「ゼオライト膜」という特殊なフィルターをワインづくりに導入し、うまみを濃縮したこれまでにないおいしさのワインを醸造する新しい技術の開発を進めています。

ゼオライト膜には分子よりも小さな穴が開いていて、分子サイズレベルでふるい分けをすることができます。この性質を利用して、ブドウ果汁中の水分子だけをゼオライト膜を使って抜き取り、ゼオライト膜の穴を通過することのできない大きな分子のうまみを凝縮したうえで醸造を行います。

ゼオライト膜の穴の大きさは0.4ナノメートル、 水分子は直径が0.27ナノメートルであることを利用してこのような技術の開発が可能となりました。

従来はブドウ果汁を濃縮する代わりに糖分を添加することによって同様の濃い味のワインを醸造していましたが、この技術によって、人為的な添加物をすることなく、ブドウ本来の素材を生かしたこれまでにないワインが誕生することが期待されています。

売り方としては「本来の素材を生かした」という視点よりもむしろ「\ゼオライトワイン爆誕!!/」的な、すごいサイバーなボトルに入った未来派ワインでお願いしたいところです。



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2015-06-10 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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