超新星爆発の現場

超新星爆発の現場

この不気味な図はコンピューターグラフィクスによって描き出された超新星爆発の現場の様子です(Dan Kasen)。

この超新星爆発はIa型と呼ばれるもので、白色矮星とその伴星の連星系による宇宙で最も明るい天文現象の一つです。図の茶色い部分は白色矮星の爆発によってまき散らされたかつて白色矮星を構成していた物質、水色の部分にはその伴星がかつて存在しており、白色矮星から放出された物質によって伴星も破壊され、その構成物質をまき散らしている様子です。

連星系の超新星爆発と言っても二つの星が同時に爆発するわけではなく、爆発するのはあくまでも白色矮星の方なのですが、白色矮星から超新星爆発で放出された物質が不運にも近くにいた伴星に衝突して衝撃波が発生し、周辺の空間を焼き尽くす恐ろしいイベントが発生すると推定されています。

白色矮星は半径が太陽の10分の1以下の小さな恒星ですが。質量は太陽に匹敵しますので密度は水の100万倍にも達することがあります。温度は高いのですが,星の大きさが小さいので夜空を見上げても見えません。由来は太陽のような恒星で、それらが水素を核反応により燃やしつくした結果行き着くなれの果てで、次第に冷えてやがては暗く沈黙した暗黒矮星となる運命にあります。

ですが白色矮星が伴星を伴う連星系だった場合には話は別で、その巨大な重力で伴星のガスをはぎ取って身にまとい、温度と圧力がさらに上昇して爆発、つまり超新星爆発するという有力な超新星爆発の起源を説明する説があります。
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2015-06-10 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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