国際宇宙ステーションで歯周病研究

岩手医科大学、昭和大学、長岡技術科学大学、JAXAによる研究グループは、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟において歯周病原因菌の生育に重要な小さなタンパク質を分解する酵素の構造解析に成功し、世界で初めてその立体構造を明らかにしました。

国際宇宙ステーションで歯周病研究

酵素の立体構造が明らかになったことで歯周病原因菌がエサをどのように分解してエネルギーを吸収しているのか、そのような歯周病菌の生態が確認できました。

歯周病は、世界中で最も感染者数の多い感染症だともいわれており、歯茎の病気の原因だけではなく、糖尿病、動脈硬化などとの関係も知られています。歯周病菌の性質を明らかにすることによって、今回の分解酵素の働きを妨害してエネルギー供給源をたち、歯周病治療をするといった医薬品の研究にも役立ちます。

「きぼう」では無重力が酵素の構造を観察するのに有利であることを利用して様々な酵素の結晶化研究などが行われています。ただ、この程度の結晶化は地上でできないというものではないので、せっかく宇宙空間に自国の実験室を持っているのであれば(韓国や中国はまだ持ってないですからね)、これから人類が宇宙に出て行くに当たって必須となる対応に関係するビジネスが生まれる研究をしていただきたいと思います。

ライバル国も宇宙での実験はそう遠くないうちに活発に進めるようになるでしょうから、日本が歯周病菌の研究をわざわざ宇宙でやっている間に、宇宙で使える技術はすべて中国や韓国に先行されちゃったぁ~ なんてことのないようにお願いします。まぁ、リスクを伴う先端研究は中韓でやって、その実用化に必要な素材を日本が提供する、というビジネスはありかとは思いますけど、夢がないですよね・・・。

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2015-06-13 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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