遺伝性パーキンソン病患者由来のiPS 細胞

慶應義塾大学と北里大学の共同研究グループは、遺伝性パーキンソン病患者由来のiPS 細胞を作成することに成功し、さらにこのiPS細胞から作成した神経細胞を使ってパーキンソン患者の脳内における病態を再現。パーキンソン病の発症メカニズムの一端を解明しました。

パーキンソン病の発症原因は多数ありますが、今回の研究では、LRRK2と名付けられた遺伝子が変化している遺伝性パーキンソン病患者2名からiPS 細胞を樹立することに成功しました。これらのiPS細胞から作成した、パーキンソン病の特徴を持つ神経細胞は

① 酸化ストレスに対する脆弱性があること
② ドーパミンの放出異常があること
③ 細胞内のAKT/GSK-3βシグナル伝達経路の異常によってリン酸化タウが増加する

ことが明らかになりました。
今後さらなる研究を重ねることによってさまざまなパーキンソン病の病態解明や治療のための新薬開発の可能性が広がります。
関連記事
スポンサーサイト
2015-06-22 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

おびおのプロフィール

おびおがしかし

Author:おびおがしかし
会社員をしながら科学のコンテンツを作ってます。書籍とか、トークライブとか、セミナーとか、ネットラジオとか、Webコンテンツとか。でも、楽しいことしかしません。楽しいことしかできない病、TD! それがおびおなのです。
苦手な食べ物:シーチキン、レバー、昆虫系
Web:ヴォイニッチの科学書
お気づきの点はメール
twitter:科学の自動会話プログラム ぼっとびお。

スヴァールバルの画像保管庫

スポンサードリンク

スポンサードリンク

ワトソンの検索窓

ロザリンド・フランクリンのダイアリー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

QRコード

QR