植物工場に使用できる新センサー誕生

日本の物作りの新領域として活発に研究開発が進められている植物工場(野菜工場、花工場)は、膨大なセンサーとIT技術で植物の生育や栄養分、出荷タイミングを最適化させ、今後ますます増大する高品質な野菜の世界的なニーズに応えていく技術です。その鍵を握るセンサーは工場内の気温や湿度だけではなく、植物の生育状態も正確に把握できるものである必要があります。

桐蔭横浜大学の研究者らは植物に与える水の量を最適化するためのセンサー技術として、植物の葉に超音波を当て、葉の揺れを検出すことによる水分の過不足を判定する技術を開発しました。

植物は水分量によって茎の強度が変化し、超音波を当てたときの揺れの周波数が変化する点に着目した技術です。植物が乾くと周波数が低くなります。今後のさらなる研究によって、植物ごと、生育段階ごと、時間帯ごとに最適な状態の植物から得られる周波数を導き出すことによって、より高品質な植物を栽培することができるようになるものと期待されます。

さらに高品質・・・というか、市場のニーズに沿った製品を出荷するためには味の適切なコントロール技術も必要になりますよね。味に関わる成分を合成する酵素の活性を調べるとか、可能であればその成分そのものを非破壊で分析するとか。そういう植物工場用の酵素活性センサーはこれから市場が立ち上がりそうな気がします。
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2015-06-25 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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