カーボンナノチューブキャパシター

電子パーツはICもトランジスタもすべて超小型化が進みましたが、唯一、アルミ電解コンデンサーだけは小型化が実現していませんでした。アルミ電解コンデンサーというのは、電気を高速で充電、放電できる電子機器の重要なパーツの一つです。

アルミ電解コンデンサーに代わりうる小型化のためのパーツとしてカーボンナノチューブを電極に使った薄型マイクロキャパシターというパーツが注目を集めています。ですが、これまでのマイクロキャパシターは電圧が低い点が問題でした。

このたび産総研は、半導体のリソグラフィー技術を応用してカーボンナノチューブの高密度集積化の方法を開発し、微細加工で3次元のカーボンナノチューブ配線を作り出すことにより高密度で集積された小型で軽量かつ高性能なカーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターの開発に成功しました。

この成功によって、これまで超小型パーツの中で唯一巨大なまま残されていたコンデンサの小型が実現し、電子機器のよりいっそうのコンパクト化が進展するものと期待されます。

カーボンナノチューブキャパシタ

上の写真の左側がこのたび開発されたキャパシター。
下の写真は今回の話題とは全然関係ないですけど、ある世代の人たちはかならず1個は買った経験があるというタイマIC555。

タイマIC555



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2015-07-09 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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