乳がん手術の取り残しを防ぐ試薬

東京大学の研究グループは、九州大学の研究チームと共同で、乳がんの手術中にがんの取り残しが疑われる部位に散布することによって取り残しがん細胞が蛍光で光らせ、容易に発見できるようにする試薬を開発しました。1ミリメートル以下の微小がんであっても数分以内に見つけ出すことができます。

がんの外科手術において、微小がんの取り残しによる局所再発は極めて重要な問題です。本手法の活用により、乳がん部分切除手術中に切除断端に微小がん遺残の疑いがあるかどうかを正確に知ることができるようになるため、局所再発の頻度を劇的に低減させることができると期待されます。現在は病院向けの試薬として販売するための安全性試験などが行われています。

がん細胞の取り残しとはちょっと違うのですけど、リンパ節転移なんかは、普通は病巣に近い部分のリンパ節(センチネルリンパ節)を調べて転移の範囲を確認しますよね。でも、跳躍転移とかあって、調べたリンパ節でがんの転移は見つからなくても、そこを通り越してその先のリンパ節にがん細胞が転移していてそれを見逃して・・・ってこともあるようです。 患者さんにも医師にも負担の軽い全身造影技術の開発が期待されるところです。



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2015-07-19 : ヴォイニッチの科学書 : コメント : 0 :
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